組 合 案 内 | 刊 行 物 案 内 | ア ク セ ス |
この度の第48回通常総会におきまして、理事長の大役を仰せつかることになりました。長きにわたり組合を牽引くださいました出水前理事長のような人望や腕力は私には多分に不足しておりますが、組合の基本方針「シーリング業界の健全化と成長」を継承しつつ、さらなる発展に向けて全力で組合運営に取り組んで参ります。
我々を取り巻く環境は、ここ数年で大きな転換期を迎えています。コロナウイルスによる世界的な混乱から始まり、ウクライナ危機によるエネルギー価格の高騰などの影響もあり、あらゆる資材の入手困難な状況や価格高騰が続いており、建築業界においてもその影響は計り知れません。また、2024年問題とされています労働時間の制限や物流問題も、働き方改革による改善とされる一方で、実際には労働力不足や賃金面での不安など、まだまだ一部に負担が偏る傾向が垣間見えます。
当組合には5つの事業部があり、そこで委員会を開催しています。それぞれの委員会では組合員がまさに活発に組み合って意見交換を行い、シーリング業界発展のための活動に取り組んでいす。また、青年部である「シ世会」は全国の各地区シ協青年部と交流し市況報告や新規人材確保への新たな試みを進めています。
当組合は、関連資材メーカー並びに販売商社の賛助会員様にも支えられています。先述のとおり、特に材料コスト面や現場配送など、強い逆風が吹いています。メーカー様にはコストや品質の向上、販売商社様にはタイムリーな配送など多大な協力をお願いすることになりますが、最後には相互の発展が継続しつづけられるような関係を築いていけるよう努力していきたいと考えております。
諸先輩方が今まで築かれてきた当組合の発展をさらに進めるべく、またこれからを担う若手世代にとってやりがいのあるシーリング業界を目指すには組合員、賛助会員各位のお力添えが必要不可欠です。
当組合の活動に今後もご理解をいただき、皆様のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。